いろいろと調べたりしているわけですが(まあ、酒飲みながらとかテキトーですが)、今回の8月9日からの東海での地震が調べがいがあるのは、「比較的近い地域でこんなに短期間にマグニチュード6規模の地震が立て続けに起きることはあまりなかった」ということで、それだけに比較しやすいということはいえます。8月9日から今日までの東海の大きな地震は次の3つです。
8月9日 マグニチュード 6.9
震源 東海沖 深さ340km
8月11日 マグニチュード 6.6
震源地 駿河湾 深さ24km
8月13日 マグニチュード 6.5
震源地 八丈島東方沖 深さ57km
となっています。
今回、わかったことは、ものすごく当たり前かもしれないのですが、「規模の大きな地震の震源が深いとダメージは低くても、影響の範囲が大きい」ということです。
上の3つの地震の震源と震度の分布から図を作成してみました。かなり適当ですが、大体、黄色の円が半径100kmくらい。赤の円が半径200キロくらいです。
矢印(
8月9日 マグニチュード 6.9 震源 東海沖 深さ340km

8月9日の地震は、今回の一連の地震の中では今のところ最大のマグニチュードの6.9となっていますが、私はこれを最初見た時、「なんで震源のすぐ横の三宅島が震度2で、宮城が震度4なの?」ということを不思議に思ったのですが、この図を見ると、東北に向かうにつれて、むしろ震度は上がっていっています。
要するに「この場所での深い地震は影響の範囲が広い」と。
これがもし、同じ震源と同じ深さで、マグニチュード7とかマグニチュード8とかの地震が起きた場合は、これらの震度分布は塗り替えられると思うのですが、かなり広範囲で被害が出ることは想定できるような感じを受けます。
最新の2つの地震は震源が比較的浅かったのですが、震源からの距離と震度分布が大体、わかりやすくなっています。
8月11日 マグニチュード 6.6 震源地 駿河湾 深さ24km

8月13日 マグニチュード 6.5 震源地 八丈島東方沖 深さ57km

まあこれは・・・こんなような当たり前のことを時間をかけて調べました、という報告に過ぎないのですが(苦笑)、Hi-net 自動処理震源マップから見て取ることのできる「震源域での地震の深さの偏り」は今後もある程度はその通りになると思われます。
すなわち、「深い地震が起きやすい場所と浅い地震が起きやすい場所の法則はいまだ崩れていない」ということです。
簡単に書きますと、
・8月9日の東海沖 近辺でまた地震が起きると 深い震源域になる傾向
・8月11日の駿河湾 近辺でまた地震が起きると 浅い震源域になる傾向
・8月13日の八丈島東方沖 近辺でまた地震が起きると 比較的浅い震源域になる傾向
はあるのだと思います。
まあ、またいつもの結論ですが、「起きるまではわからない」ということかもしれませんが。
ただ、「揺れの被害」は、もし受けてもある程度諦めるしかないですが、「津波の被害」は迅速な行動でかなり防ぐことができるはずです。「最近の海中で起きた地震の死者のほとんどは津波だ」ということを肝に銘じて、海沿いの方は生活されてもいいのかと思います。
[追記]
こちらの記事で、今後、比較的浅くて大きな地震の発生する可能性があると思われる地点として挙げた中のひとつ(地図下の矢印のあたり)

に、昨日のロシア予測サイトで、24時間、48時間共に青丸がついていました。

最近のロシアサイトは相変わらず結構的中(五分五分程度でも、世界全域相手と考えるとなかなか)していますので、一応注意します。まあ、こんな沖合で小さな地震が発生しても何の問題もないですが、大きな地震の場合は津波が発生する可能性があります。



