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2013年05月03日


ソマリアで飢饉により 260,000人の餓死者が発生していることが明らかに



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▲ こう数十年で最悪の干ばつに続いて、極端な飢饉と飢餓に見舞われるソマリア。写真はソマリアの農民。 Extinction Protocol より。




東アフリカにあるソマリアは、現在の地球上で最も長く「無政府状態」が続いている国のひとつですが、そのソマリアで2010年からの現在までに 26万人近くの、特に5歳以下の子どもたちが餓死しているという報告が報道されていました。

下は Wikipediaの冒頭です。


ソマリア

ソマリア連邦共和国は、東アフリカのアフリカの角と呼ばれる地域を領域とする国家。ジブチ、エチオピア、ケニアと国境を接し、インド洋とアデン湾に面する。

1991年勃発の内戦により国土は分断され、事実上の無政府状態が続き、エチオピアの軍事支援を受けた暫定政権が首都を制圧したものの、依然として内戦状態が続いている。



場所はアフリカ大陸の北東の下の位置です。

somalia-map-01.jpg


人口については、不正確だとは思いますが、2008年の統計で 913万人とのことです。

このソマリアでこの数十年来最悪の飢饉と飢餓が続いていることが、最近になってはじめて西側の報道で伝えられました。米国 CNN の記事をご紹介します。




Somalia famine killed close to 260,000 people, report says
CNN 2013.05.02


ソマリアで飢饉により 26万人の命が失われていると報告は述べる


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2010年から 2012年の間に 26万人のソマリアの人たちが、飢饉により死亡している。国際社会の対応が遅すぎることについて国連ソマリア支援調整が言及した。

飢饉により亡くなった 258,000人のソマリア人のうちの約半数は5歳以下の子供だったことも支援調整官は声明で述べた。

国連食糧農業機関とアメリカ合衆国国際開発庁( USAID )が出資している「飢饉早期警戒システムネットワーク」によるこの委託報告書は、今回の危機における死者に関する最初の科学的な調査だ。

飢饉は 2011年7月20日に宣言された。しかし、それ以前の 2010年には、深刻な干ばつの拡大による飢餓が迫っていることを警告していたが、必要な対処は十分ではなかった。

ソマリアには、入国とアクセスの問題が存在する。

2010年 10月から 2012年 4月までの期間の調査では、ソマリアの総人口の 4.6パーセントにあたると推定される人たちが飢餓で死亡した。また、ソマリアの南部から中部では、5歳以下の子どもたちのうちの 10パーセントが亡くなったことが示されている。

国連はその今後の対策として、ソマリアが新たな飢饉と飢餓に見舞われないために、人道的なパートナーと取り組んできたと国連は述べている。


ソマリアの飢饉にはいくつかの要因が重なる。

2010年 7月から 2011年 6月にかけて起きたこの 60年間で最悪の干ばつにより、農業の収穫と家畜の育成にダメージを受け、人々の収入源も消滅した。

同時に、ソマリアの多くの地域では、紛争と安全保障上の問題がある。アルカイダ( al Qaeda )と関係しているイスラム集団アル・シャバーブ( al-Shabaab )の活動によって、人道援助と被災者へのアクセスが妨害されている。

その結果として、ソマリアはこの 25年間の間で最悪の飢饉の被災地となってしまった。

国際人道組織オックスファム Oxfam は、ソマリアの最悪の飢饉は、自然現象だけの問題ではないと述べる。これは壊滅的な政治的障害によるものだという。

国連と人道支援団体は、さらなる死者を出さないための検討を今後積極的におこなっていく姿勢を見せている。



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